収益を上げる話

2025-05-07 10:02:00

高額品が売れています。

 

二極化に伴う富裕層の増加の結果、だけではなく、実は高額品はコスパで選ばれているのです。

 

それはリセールマーケット、いわゆる中古品の流通が活況になっていることによります。  中古品市場が活性化すると、中古品の買取相場(リセールバリュー)が上がります。 たとえば100万円の時計を買うとします。 10万円でも同等な機能の時計は買えますからかなりの高額には違いありません。 

 

しかし3年後に90万円で買い取りしてもらえるとすればどうでしょう。 実質的な支出は10万円になります。 そう、100万円の値札が付いていても、リセールバリューを考えるとその値段は10万円に見えるのです。 100万円のものが10万円で買えるなら、それはかなりのコスパと言えますね。

 

良いものを安く、という従来の発想では10万円の時計と同等のものを1万円で売れるように作るでしょう。 コスパの良さで確実に支持されます。 しかしコスパを追求するなら、今は100万円で売れる時計を作る、という方向もあるのです。