ブランドは誰でも創れるものなのか?
ブランドは特殊な企業しかできないこと。 そう思っていませんか?
実はブランドは売上に必要な基礎であり、またどんな企業でも持っているのです。
モノが不足している時代にはとにかく調達できることが最優先。
次に選択肢ができてきたら、安さが選択のポイントになります。
さらに進化すると今度は価格に加えて品質の高さで比較します。
そしてモノが余る現在では何かそれ以上の価値が求められます。
それがブランドです。
すでにブランドが商品選択の最重要ポイントになっているのです。
ではブランドとは何か? という本質的なことろをお話ししましょう。
ブランドの本質とは、「創業者の持つ世界観」です。
成功したブランドには必ず創業者の「この価値を消費者に届けたい」という
生涯を掛けた情熱があります。
その世界観に消費者が共感したとき、「価値」が「ブランド」になるのです。
このブランド持つ世界観が商品に特別な価値を与えます。
そして共感した消費者とは強い感情的な絆=ブランド・ロイヤルティが生まれます。
こうなると流行なんかには左右されない強さを持てます。
あなたの会社で「この価値を消費者に届けたいという情熱」は何でしょう?
それをはっきり決めることがブランドを創ることになるのです。
野菜売り場で生産者の情報があると安心して買ってしまう、これがブランドの力です。
この価値が大きい程、高い値付けが可能になります。
ブランドはこうして創るものです。